厨二病の話

触れ回ったこともないのでご存知のかたは多くないことだろうが、つぼ氏は人間である。

中学生のころ、ご多分に漏れず“厨二病”を発症した。

といっても「闇」「†」「覇王炎熱轟龍咆哮爆裂閃光魔神斬空羅漢拳」とかそういうベクトルではなくて、きっかけは父の書斎で見つけたハードボイルド小説である。

危険な夏 (集英社文庫―挑戦)

危険な夏 (集英社文庫―挑戦)

 

 

人狩り (光文社文庫)

人狩り (光文社文庫)

 

 

「挑戦」シリーズは全5巻で、男たちが自らの肉体と知恵を武器に巨大企業を追い詰めていく。主人公のバイト学生・水野はペルーでゲリラ兵をやったりして後半はずっと無双している。

人狩り」では三光組の依頼を受けた一匹狼のプロ・水野が大和興行に用心棒として入り込み、組織を内側から潰していく。ずっと無双している。

 

この嗜好は現在まで受け継がれているのだが、どうやら当時の自分は強くてかっこいいヤツが無双するさまにシビれてしまったようである(べつに水野姓が好きなわけではない)。

 

「ワイルドな男になりてェ」

そう思ったつぼ氏はふたつの習慣を始めた。

 

 

まず、コーヒーを飲み始めた。

 

はじめは牛乳で割りながらだったが次第に慣れ、ブラックで日に7杯飲むようになった。

カフェインの耐性はついたが腸がまったく付いてこず、飲む度にトイレに走った。

今でもコーヒーはよく飲んでいる。ミルクは入れてもいいが砂糖やシロップは入れない。

(あとあのコーヒーフレッシュってなに?存在が気に食わないんだが)

 

 

 

 

 

そして、給食のフルーツを皮ごと食べ始めた。

 

以下、感想を続けて終わりとする。食べやすいものほど手前に並んでいる。

別に上位だからおいしいというわけではない。正直なんでこんなことしてたのかもよくわからないしポストハーヴェストとかの問題もありそうだしマネしちゃだめだぞ。

 

 

スイカ

水分がなくなった身を食べているだけのような感じがする。

レモン

食べやすい。食べているうちにレモンが好きになり、唐揚げにレモンが絞られなかったら許可を取って身だけ食べるようになった。

その他柑橘類

うまくはないけど食べられる。

キウイ

ぼそぼそしてまずい。

メロン

ごわごわしてまずい。

パイナップル

歯茎がしぬ。