おととい10/1は中秋の名月だったそうだが、そういう風流なものからは384400kmほど離れたところで暮らしているので、とくに月を見ることもなく過ごし、寝る頃にそれを知った。
10/1は(もう恩恵を得られない)都民の日だなあ、くらいの認識だった。みんな知ってた？Twitterにどっぷり浸かっているフォロワーなら知ってそうだな。
日本に生まれておきながら花鳥風月に疎いままスクフェスのモブの名前とかポケモンいえるかなに脳のリソースを割いていることをとても残念に思う。
「月が綺麗ですね」は「I love you」の漱石の翻訳としてドチャクソ有名であるが、何かの作品で漱石がそのような表現を使ったというわけではなく、英語を教えているときに「I love you」を「愛している」と訳した学生に対し「直接言うやつがあるか、月が綺麗ですねとでも言っとけ」と言ったのが今日に伝えられている、という話だった気がする。
同じく有名な話として二葉亭四迷は「I love you」を「死んでもいいわ」と訳したというエピソードもあるが、これもそんな事実はないっぽい。これは今調べた。
このへんのバックグラウンドをちょっと耳にしたことがあるので、上級斜構えerとしては告白に際して「月が綺麗ですね」を引用することを、花火を見ながら炎色反応の話をする理系くらい"浅い"アクションだと思っている。
そもそも婉曲表現でこんな有名なターム使ったら婉曲表現になってないと思うが、いろいろ考えた挙げ句自分らしい言葉が思いつかなかった不器用さの現れと考えればちょっと後者よりは救いがある。後者はほんとうに寒い。花火を見て炎色反応の話をする男の99%はNaとCaの区別もつかないので置いて帰りましょう。
■本題
10/7から開催されるスクスタのイベント「月のウサギと女神様」のガチャに前触れなくしずくちゃんが追加され、心も石も準備ができていなかったのでそのまま心臓が停止してしまった。
そして特技の名前が「月が綺麗ですね」である。しずくちゃんが漱石を知らないはずがないのでそういうことだと思う。誰に告白してんだ、そいつはほんとうに君を幸せにできるのか？学歴は？ちゃんと白馬に乗ってる？
ロマンチックな告白をしたがるしずくちゃん、愛らしい。
スクスタは50%くらいしずくちゃんのためにやっているので当然お迎えにあがる。描いたら出る理論に基づいてこれから絵を描き、出来次第お迎えすることにした。たぶんキャスする。
おはガチャで出る可能性があることを考えると最終日まで待ったほうがいいのだが、さっさと回すことにした。数学屋なら抵抗もあったろうが、物理屋の出なのでこういう微小な数字はゼロとして扱う。早めにお迎えしたほうがイベント効率もいい。絵が描けたらな。
天井前提で話を考えているのはそういう星のもとに生まれているからである。これはオカルトではなく統計の話。
※参考までに過去の実績
フェスせつ菜：200
Miracle voyageしずく：100
薔薇の騎士しずく：180
フェス彼方：天井
フェスしずく：天井
フェスかすみ：天井
SRの天井は記憶にある限り4回
現状スカンピンで聖戦(ジハード)に備えてもりもり課金をするので、今回の課金をもってスクフェスとあわせたソシャゲの課金総額がミリオンを突破する。
これまでアル中やヤニカスを下に見ていたが、外から見ればソシャゲ中毒もそう変わらないのだろう。
昔課金額が34万円のころ、ソシャゲをしない友人にめちゃくちゃ課金していると話したら「3万くらい？」と言われた。もう人に言うと信用を損なうレベルの額になった。
100万円あればもっと人生が充実していたのだろうかと思ったが、たぶん貯金の100万の桁がひとつ大きくなっているだけだな。親に借りていた大学の学費と自動車学校の一部の返済が早まっただけで、人間的価値の向上には結びついていない。
やべえ額にはなったけど、それでも後悔と虚無感はない。ソシャゲ以外の趣味が絵と相撲観戦とルービックキューブなので貯金はできているし、スクスタは虹ちゃんがわちゃわちゃする良ゲーだし、しずくちゃんはかわいいのでこれからも課金します。今後とも対戦よろしくお願いします。
