長い。
1月
長らくもみじ饅頭という僻地から毒電波を一方的に投げつけるのみであったつぼ氏であったが、つぼケージ東京支部視察(帰省)のついでに人里に降りてハナヨスキーとエンカ、茶をしばいたりカラオケでアンパンマンのマーチに家虎を入れたりした。ポータル民とのエンカはこれが1回目となる。
以降東京支部視察のたびに流されるがままにエンカを繰り返すこととなる。
2月
初めてSSを書いた。文字書きの苦労を思い知った。
絵の腕ははじめ一足飛びに上達するしすぐ結果にコミットできるのだが、字の腕は膨大な時間を要すると思われる。
つまり皆も絵を描こう。
3月
お就活の始まりである。
四半世紀に渡り誤魔化しに誤魔化しを重ねた結果、おれの上辺をよく見せる技術は「当今虚飾をとっては、名手つぼに及ぶ者があろうとは思われぬ」と言われるほどであるから、おれの実際の(社会的な)コンテンツ力はウェブ上でのそれより微小である。
履歴書はスカスカ、特技欄には「目分量」しか書くことがなく、おれの虚飾の上を行く面接官に学とコミュ力のnasaを看破され、バサバサと叩き切られる日々が続いた。
中～長期記憶に難があるため日記をあたりながらこの記事を書いているが、お就活が長引くに連れ精神が暗澹としてくるのが文体から見て取れる。後半に差し掛かると日記を書く気力もうせ、更新ペースもピーク時には 1 article/month まで落ち込んでいる。
4月
アパートの廊下に置いていた赤木・青木(45Lゴミ箱)が撤去された。大学に入ってすぐホームセンターでスカウトした長い付き合いだったので、突然の別れは当時なかなかのショックを受けた。
可燃ごみを入れる赤い蓋のほうが赤木、資源ごみを入れる青い蓋のほうが青木である。
おれは愛着のある持ち物に名前をつける習慣がある。赤木・青木を除いた”名前持ち(ネームホルダー)”にはiPhonex(iPhone)、罪助(自転車)、韋駄天(原付)、業子(除湿機)、禍一(電気ケトル)、仇彦(コーヒーメーカー)、ゼゼボラ(扇風機)がいる。
5月
自室でビール3缶を飲みべろべろに酔ってハサミですね毛を切りまくった。
6月
秋葉原で2日に分けて数人とエンカした。サイゼで師匠が炭酸ばかり飲んでいるのを見て安心したことを覚えている。
7月
たこニキ、師匠と東京駅の近くで酒を飲みご心配をかけた。今後特別な事情がない限りエンカをすることはないと思っていますが、お二方には借りがあるので生きているうちにお礼をしたく思います。
(この場はたこニキが支払ってくれたらしいので、おれが社会人になったら師匠とふたりで奢り返すという約束もしたはず)
8月
後輩と1泊2日で沼津・内浦を観光して、そのまま東京支部を視察した。
中野で数人とエンカしたが、この日以降、洗面所のポリバケツ教信者0003号チャック・ルー氏がおれのことを「変なやつ」と評するので何をやらかしたのか非常に気になっている。
9月
ようやっとお就活が終わった。当初はうすぼんやりと「7月には終わっていたらいいなア」と考えていたが、よもやここまでかかるとは思わなかった。
結果的には給料も規模もそこそこいいところの人事を騙くらかすことができたので安心している。あとは修論を書くのみである。
この頃流行に敏感なボスの思惑により研究テーマが変わった。機械学習と比べるとかなり素人にもイメージしやすい研究なのでいずれその話もしたいところである。B4のころやっていたテーマに戻ってきたとも言えるので今のところ負担はそれほど大きくない。
10月
2nd埼玉公演と内定式が近かったので十数人とエンカした。似顔絵のための写真をバシャバシャ撮ったがまた1人しか描いていない。価値とは。
当ブログを開設したのもこの月である。
11月
姉の結婚を祝った都合でとにかく金がなく、ただでさえ貧相な食生活が輪をかけて貧しくなり、主に米に塩をかけたものを食べる。
ところで義兄の愛称は「ゆうちゃん」である。
